手のひらと打点との位置関係を正しく認識する

この数日、自分のテニス動画と、プロ動画とを比較してみている。

その中で気づいたのが、僕は手のひらが通る位置を正しく認識していないのでは?ということ。

たとえば上の写真にあるフェデラーのスピンサーブ。

腕は垂直に近く、それに対して打点は頭の上になっている。

この写真からラケットを消して、腕と打点との垂直・水平方向の距離を表したのが下の画像。

正しいスピンサーブの打点を作り出すためには、赤い線で示した縦・横の距離を開けた場所に、正しく手のひらを通さないといけない。どうやら僕はこの位置関係を、結構あいまいに認識していたっぽい。ボールの真下あたりを通すべきと勘違いしてた。

こんなの初心者すぎる誤りだと思うんだけど、でも僕にとってはこの認識を正しく持つのは難しく、自然にできることではない。

子供の頃から、野球やバドミントンのような道具を使うスポーツをやってる人にとっては当たり前でも、僕はやってこなかった。ドッジボールとかバレーボールのような感覚で、手もしくは手を少し伸ばした位置にボール(打点)をイメージしてしまっていたのだと思う。

というわけで、位置関係を正しくイメージしながら数日間ゆっくり素振りを繰り返してみたところ、週末のダブルスではかなり良好な感触を得られた。

サーブに限らず、ストロークやボレー等でも、色々な打点・色々な体勢での手のひらの通過位置を再確認してみようと思う。実際にボールを打たなくてもできるから、これはいい練習になりそう。

今までなんとなく不調になっていたケースも、ズレを無くしていくことで改善できるのではと、期待を持っている。

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