
片手バックハンドが不調になる原因のひとつに、スイング軌道の勘違いがあった。
右肩の上あたりに↑の時計の図を置いたとして(打球方向は12時方向)、不調時は、この時計で6時から12時方向に 直線的にスイングするイメージで振っていた。ボールがうまく飛ばせないな?と思えば思うほど、ラケットを前に前に加速させようとしていた。
正しいスイング軌道は、4時あたりにテイクバックして、そこから9時方向に加速すること。打点を10時の位置だとすると、左方向にラケットを放り出す感じ。
このスイング軌道を意識して練習してみたら、実に軽やかにボールを飛ばすことができた。また、これまで身体が開く癖に悩んでいたが、この軌道だと開かない。身体を開く必要が無いからだ。
ただしこの軌道で振るためには、素早く4時の辺りにテイクバックしないといけない。テイクバックが遅かったり浅かったりすると、加速できないのをなんとかしようとするから身体を回し始めてしまう。
実際には止まらないけど、打点でラケットを止めるような意識で振ると良さそう。
バックハンドも甘いボールをしっかりと叩けるようにしたい。