ボールから目を離さない簡単な方法

いろいろ試してみて、ボールから目を離さない簡単な方法が見つかった。

それは、「打点で目をつむる」こと。

いや打点見なかったら意味ないじゃん、と思われるかもしれないけど、ラケットがすでに打点まで来てしまってたら、どうせそれ以上は調整できない。

それよりも大事なことは、打点に至るまでにしっかりとボールを見ること。その点においては、目をつむらなきゃいけないので、いつも以上にしっかりとボールを凝視するようになるし、ラケットの振り出しも丁寧になる。

もうひとつの利点は、目をつむれば打点だけでなく、ボールの行方も追えなくなる。そうすると顔が前に向かない。このことで、軸が崩れない良いフォームが作りやすくなる。

最初は自信がないからしっかり振れないけど、慣れると結構叩ける。ストロークだけでなくサーブでも、打球方向のイメージ力が上がる感じ。

球出しやストローク練習以外に、ゲームの中でやったらどうなることか、こっそり取り入れてみようと思う。

テニスオフ三昧

今週は延べ8時間、テニスオフに参加させてもらった。

初見の方々とゲームするのは実に苦手だ。緊張する。

案の定、最近不調のサーブでダブルフォルトをいくつか出してしまった。

でもなんとか踏みとどまって、我慢のサーブでファーストの確率を上げることはできたと思う。

当たり前だけど、初見の方だとどういう球筋を打つのかわからない。その分ボールをしっかり見ないといけないけど、かなりのゲーム数を消化するまでペースがつかめなかった。ここは試合の入り方としていつも課題になっているところ。

やはり、相手の前衛を気にするあまり、ボールから目が離れていることが多い。ボールの行方を気にせずコントロールできるような練習を重ねないと。

でも、まったくかなわないと思った上級の人でも、良く見ればそれぞれ弱点はあるんだなと感じた。そういったところも冷静に判断できるようになりたい。

自分のことでアップアップだと弱点を突くどころじゃないんだけどね。

課題は山積みだけど、それが露わになるのは参加して良かったと思う。

我慢が肝心

昨日は久しぶりにインドアでゲーム三昧。

インドアだと風がないし、壁と屋根が目安になるので、サービスのトスと打点が安定した。

調子が良くなると悪い癖で、速いサーブでエースを取りたくなったが、そこは我慢してフォームとコースに集中した。

速度が遅くても、ファーストからコースを散らすことで、上級者相手でも意外にリターンで叩かれることはなく、キープにつなげることができてる。

僕らがテニスにハマる理由には、打球の感触や音、速い返球、相手を抜くコースを突くといった、プレイ自体への快感があると思う。

でも何か新しいことを獲得するためには、今までと同じ行動を続けていてもダメで、いつも快感を求め続けたって変化は訪れない。

しっかりとコントロールできるサーブを獲得するまでは、速いサーブは封印していこう。

土砂降りのテニスと水捌け

昨日はダブルス2時間の途中15分、スコールで中断になった。

スマホで雨雲レーダーを見たらすぐに止みそうだったので、屋根の下で待っていたが、その間もテニスの話が尽きない。みんなテニスが大大大好きなのが良く伝わった。なので、思わぬインターバルも、これはこれでいいもんだと思った。

それにしても、昨日のコートは比較的新しいオムニコートで、とにかく水捌けが良い。隣の古いオムニコートは池のようになってたが、こちらは土砂降りが止んで1分もせずプレイ再開したのに、ボールがほとんど濡れないくらい。実に素晴らしい。

雨のおかげでいつもと違った感慨があった。

エルゴヒューマン エンジョイの分解と注油

エルゴヒューマンのエンジョイという椅子を使っているが、リクライニングのたびに「ケンケンケン」という異音がするようになった。

公式PDFを見て軸を外し油を塗ったり、グリーススプレーで表面的に目につくところすべて注油したけど直らない。保証はとっくに切れてるし、ユニットごと交換すると4万円以上+送料がかかるという。

数日様子を見てたが、昨日はとうとう頭にきて仕事を放りだし、サポートに電話で聞いたり構造を見たりしながら2時間かけて分解(半壊)した。隠れたネジ部を締め可動部にことごとく注油したところ、ようやく原因の部位がわかって鳴りが収まった。

もう捨てようと思ってた椅子が静穏になったことで、実に気分が良い。こういうカイゼン的な作業は好きだ。

テニスも、このように細かく分解して悪いところを見つけ出し、そこを直して全体が改善できれば良いんだけど、これほどすぐに成果は出るものはない。

でも手がかかるからこそ良い、と思うことにしている。

2ndサーブを100%収めるための条件

思い切って攻撃に使いたいときは別として、2ndサーブは100%入れることが必須だ。でないと、相手がまったく何もしていないのに、ポイントひとつ失うことになる。

100%入るサーブとは、

  • ネットしない
  • アウトしない

ということ。当たり前だけど、100%にするには、どんなときでも、この2つをクリアしないといけない。

ネットしないために、そこそこ高く打つ。

アウトしないために、ボールが落ちてくる、というのが条件になる。

そこそこ高く打つためには、面を上に向ける必要がある。また、ラケットのスイートスポットに当てないと、思わぬ失速が発生してボールが高く打てない。

アウトせず落ちてくるボールを打つためには、速度を十分に遅くする、回転を多く与えるという操作が必要だ。

こうして条件を細分化してみると、僕がサーブをミスるときは、

  • スイートスポットに当たってない
  • 速度が速すぎる

という点が非常に思い当たる。

なので、ラケットをゆっくり振って、十分に高く、十分に遅いサーブが、どんな状態でも放てるよう、練習していこうと思う。

テニスコーチの球出しのように、100回でも200回でも同じコースにボールを落とせるようにしていきたい。

そこがしっかり固まれば、その後は速度でも回転でも加えていけばいいと思う。