ゆっくり厚く当てる

雨続きでなかなか練習ができないが、昨日は貴重な晴れで、ダブルスをやった。

初対面の御一方が、かなり強烈なトップスピナーで、ストロークもサーブも常に肩の上で打たされる。最初のうちは打点が合わず苦労した。途中からはボレーで逃げた。

相手のボールが高速かつ高回転だと、遅れてはいけない意識からか、打ち急いで体勢が崩れてしまう。速いボールを返そうとして、速くスイングしすぎなのかもしれん。

もっとゆっくり振り始めて、打点付近でしっかり合わせて厚く当てられるようにしたい。

おっさんなのでブンブン振り回すより、クレバーに相手の打球の勢いを使いたい。と思ってはいるけど、言うは易し。

ゆっくり振るために、とにかく早い準備ができるよう、雨だから家の中でイメトレしよう。

しっかりと遅らせる

昨日は3人で2時間シングルスをやった。

前回書いた通り、手首の角度とグリップ先行で、サーブは一球目から安定したコースに打つことができた。意識としては、もっとシンプルに「思い切って遅らせる」という思考で良いみたい。

友人からもサーブが調子いいと疎まれた(=褒められた)し、ここのところサーブで悶々と悩んでいたことを考えると、だいぶマシになってよかった。

ただしスピン量はさらに増やしたい。デュースコートでのスライスや、アドコートでのキックで、もっと相手をコート外に追い出せるハズ。

それには、ラケットをたくさん振るというよりも、今の打ち方で「短く・鋭く」の振ることで改善できそうな気がしてる。次の練習で試してみよう。

回内の量を安定させる

試合を控えた友人につきあって、サーブレシーブのみを2時間練習した。

籠が何回も空になるまで延々サーブしてて気づいたのが、僕のサーブのスイングは回内の量に結構バラツキがあるということ。

回内がうまく使えてないのに、ボールの回転量を多くしたり球速を上げたりしようとすると、打点の直前で手首をコネたり、肩を余計に回し続けたりしがちになる。

実際は少しの動きでも、これがコントロールが悪化する大きい原因だったかもしれない。

そのことに気づいてからいろいろ試してみたところ、打点の前にしっかりグリップを先行させる意識を持つのが、一番安定を得ることができた。グリップを先行させると、ボールを打つためには必ず回内が必要になるからだと思う。

また、手首の形を固定するのが良さそう。これである程度一定した回内の動きが作れた。

次回も同じようにできれば、サーブはかなり向上したと実感できるかも?

再現性を追求する

先日参加した男ダブの草トーは、予選1勝 本戦1勝の2勝止まり。

やはりオープンの大会は皆さんミスが少なくプレイの質が高い。こちらも良い配球をしないと、すぐに追い込まれてしまう。

それにしても、試合になると特にストロークに自信が出ないのをどうにかしたい。練習だとできることがなぜ試合でできないのか。

相手のボレーヤーが気になりすぎて、ボールから目が離れることも一因だけど、それ以上に、準備や距離感の問題が大きいと思う。

「どのようにボールにアジャストしてるのか」を、もっとしっかり再現させないといけない。

なんとなくできて返せてる、というあやふやな状態ではなく、ターン→足→フォワードスイング→ヒット→フォロースルーの流れをしっかり確認する。

崩れない型を作ることが、試合の中での自信に繋がるのでは。

サーブの速度をコントロールする

2ndサーブをしっかりサービスエリアに収めることについて、相変わらず試行錯誤している。

スイング速度はそのままでスピンの縦回転でボールを落としていくのが理想だが、厚さを安定させるにはもう少し時間がかかりそう。

でも、このような操作を、これまでは右腕のスイングだけで制御しようと足掻いていたが、もう少し楽な方法があった。トスを上げた左腕の引き方で、スイング速度を変えるというものだ。

左腕を速く引けば、肩の入れ替えも速くなるので、ラケットのスイングも速くなる。左腕の動きをゆっくりにすればラケットもそれに従って遅くなる。

振ろう振ろうとするよりも、左腕に意識を置いた方が、ラケットが勝手について回るので、あとはボールに対する入れ方だけ変えればよい。

スイング速度は今のところこれで感触がいいので、引き続き回転量の方をなんとかしていきたい。

全米オープン2018、優勝はジョコビッチと大坂なおみ

今年の全米オープンは、男子ジョコビッチ、女子大坂なおみちゃんの優勝。

2人とも、ディフェンスとオフェンスの総合力が他の選手を圧倒していたと思う。

全米オープンのコートの特性もあると思うけど、やっぱりテニスは脚を使って追いつき、ボールをコントロールする、という競技だと痛感させられる。

特になおみちゃんは若干20歳であれだけ穴が無いテニスができるのは、本当に凄い。

ジョコビッチも31歳なので、まだまだ高い壁として立ちはだかりそう。

錦織くんはジョコビッチ・ナダルを攻略しないと、グランドスラムには届かない、厳しいな。

スイートスポットを外さないテイクバック

先日、脱力しすぎの問題に気づいてテイクバックを修正したが、さらにシンプルな方法を見つけた。

それは、テイクバック開始時点で、ラケットヘッドをボールに向けること。

これを意識するだけで、実にたくさんのメリットを感じている。

  • ヘッドが前にあるままなので自然とユニットターンになる
  • 手首が勝手に落ちる(下から振れる)
  • 手首に自然な角度がつく(脱力しすぎない)
  • ひじの伸ばし具合が一定化する
  • 回内・回外にメリハリがつく
  • ラケットの高さをボールの動きに合わせやすいので予測効果が上がる

まだ多少おろそかになることがあるが、このテイクバックから始めると、スイートスポットをほとんど外さないし、ボールもしっかり叩ける。本当にこんな楽でいいのだろうかと思うくらい。

おそらく、皆さんは最初っからこのやり方を使っていて、自分だけできてなかったのではなかろうか。でもこれまで習ったコーチにこの方法を教えてもらったことはない気がするのだが・・・。好調のときには僕も自然とできていたのかしら。つくづく、回り道が多いテニス人生だなぁと思う。

とりあえず、しばらくこのフォームを固められるよう練習していきたい。

脱力しすぎに注意

久しぶりに壁打ちしながら録画を見て、フォームの確認をした。

サーブもストロークも、良く見るとテイクバックがふらふらしているように見える。

なので、いつもより少しラケットをしっかり握って、テイクバックをピシっと整えてから打つように変えたら、打点の形も良くなりボールが楽に飛ばせた。

巷で「脱力」と良く言われるが、どうやらそれを意識しすぎてたみたい。何事も、ちょうど良い塩梅というのがなかなか難しい・・・

でも、テイクバックでそこそこの緊張度を保つようにすると、姿勢まで良くなり、打ち終わりまで身体をしっかり使ってる感じが出てきて良くなった。

いつ観ても、思ったよりダメダメなので観たくなくなるんだけど、たまにはビデオ録画してチェックしないといけない。現実を直視しよう。