ATPファイナルズ2018、ズベレフ優勝

ATPファイナルズは予想外のサーシャの初優勝。

盤石のジョコビッチを倒したのは驚いた。サーブと粘り強いストロークに加え、ボレーを織り交ぜて圧力を維持し続けたのが見事でした。

ファイナルズではトッププレイヤー同士の対戦が毎日観れて幸せだった。これでツアーは少しの間お休みとなり、祭りの後で寂しいが、一年間毎週のように素晴らしいプレイを魅せてくれた選手たちには本当にお疲れさまと言いたい。

錦織くんもファイナルズまでは好調だったので予選敗退は残念だけど、出れただけで儲けもの。

来年はさらなる安定度向上を期待して、グランドスラムをぜひ取って欲しい。

 

手のひらと打点との位置関係を正しく認識する

この数日、自分のテニス動画と、プロ動画とを比較してみている。

その中で気づいたのが、僕は手のひらが通る位置を正しく認識していないのでは?ということ。

たとえば上の写真にあるフェデラーのスピンサーブ。

腕は垂直に近く、それに対して打点は頭の上になっている。

この写真からラケットを消して、腕と打点との垂直・水平方向の距離を表したのが下の画像。

正しいスピンサーブの打点を作り出すためには、赤い線で示した縦・横の距離を開けた場所に、正しく手のひらを通さないといけない。どうやら僕はこの位置関係を、結構あいまいに認識していたっぽい。ボールの真下あたりを通すべきと勘違いしてた。

こんなの初心者すぎる誤りだと思うんだけど、でも僕にとってはこの認識を正しく持つのは難しく、自然にできることではない。

子供の頃から、野球やバドミントンのような道具を使うスポーツをやってる人にとっては当たり前でも、僕はやってこなかった。ドッジボールとかバレーボールのような感覚で、手もしくは手を少し伸ばした位置にボール(打点)をイメージしてしまっていたのだと思う。

というわけで、位置関係を正しくイメージしながら数日間ゆっくり素振りを繰り返してみたところ、週末のダブルスではかなり良好な感触を得られた。

サーブに限らず、ストロークやボレー等でも、色々な打点・色々な体勢での手のひらの通過位置を再確認してみようと思う。実際にボールを打たなくてもできるから、これはいい練習になりそう。

今までなんとなく不調になっていたケースも、ズレを無くしていくことで改善できるのではと、期待を持っている。

スピンサーブの回転不足

サーブを録画してスローで見てみたら、改善点がいくつも見つかった。

ひとつはラケットが早めに開いてしまうということ。打点の直前ではなく、もっと前からラケット面がボールに向いている。恐らく昔からの癖で、ラケットを羽子板のように使おうとしてしまってる。

もう少し面を閉じた状態から当てに行かないと、回内が安定しなさそう。

 

もうひとつ気になったのは、打点でラケットが立ちすぎてること。

スピンサーブは、時計でいうと8時から2時方向にスイングする。そのときラケットは、時計の5時-11時の角度にするのが一番回転がかかりやすいハズ(縦糸が回転方向に対して垂直になるので)。

ラケットの角度が足りなければ、当然ながら縦糸のたわみが少なくなり、それが回転不足になってると思われる。

 

ということで、主に上記2点を改善すれば、より回転量を出したスピンサーブが使えるようになるハズ。

 

あと、これは感覚的なものだが、トロフィーポーズでラケットが顔の前にあった方がコントロールが良かった。つまり上腕の開きは抑え気味にするということ。かつ、胸を開くと、コントロールに加え威力も出しやすくなった。

いろいろ直すところがあるけど、ひとつひとつやっていこう。

テニスのフォームがそんなに大事か

結構長いことテニスをしているが、未だにフォームにこだわっている。

でも、草トーなんかの試合とか、先日観たソニー生命カップを見てると、あまりフォームにこだわってないけど強い、という人がかなりいる。スライスしか打てないのに安定して勝ってる、とか。

こういうのを見てると、もういい加減「フォームフォーム」って言うのは止めめた方がいいと思ったりする。フォーム矯正してる時間があるなら、もっとボールへの反応とかコースを磨けよと。

でも反面、フォームに起因しているミスも結構ありそう。例えばミスヒットの原因なんかは、頭がブレてるとか、ヘッドを落としすぎるとか、準備が遅いとか。そういうのはフォーム修正した方が断然良くなるのでは。

なので、軸足としては、ボールへの反応と対応結果を第一にするけど、フォームのマイナーチェンジも続けていきたい。何より、綺麗なフォームで打ってると思う方が、気分が良いので。

もしかして強くなるよりも、ボールを楽に飛ばすことの方が、僕のテニスを続けるモチベーションなのかもしれん。もちろんスパイラル的に両方向上するのがベターだけど。

ソニー生命カップ 全国レディーステニス大会 決勝

ソニー生命カップ全国大会の、初日と決勝を見てきた。

両日とも天候に恵まれ、気持ちの良いアウトドアでの観戦だった。警備スタッフとか報道陣がやたら多いなと思ったら、紀子様が観戦にいらっしゃった。

埼玉のNo.1ペアは、先月SSCでも見たピンクリボンの優勝ペアで、ソニー生命カップ決勝も見事に勝利、2-1で埼玉が優勝した。

優勝ペアのプレイは、安定した粘りのストロークと、ここぞというときのポーチの極めっぷりが素晴らしかった。全国大会の決勝でも、やはりミスを最小限にするということが、勝利に直結するんだと感じた。

ミスをしないと言ってもカンタンではない。やはり反応や読みの良さ、繊細なフットワークでの早い準備等々、いろんな基礎がそれを支えてる。

僕も、もっともっとコントロールを重視していこうと思った。

 

話は変わるけど、先日小田原の漁港で頂いた魚のフライが感動的だった。他にも結構店が並んでたので、再訪してみたい。