12月なのに暖かい。晴れた昼間のテニスは実に気持ちが良くて、プレイ内容まで伸び伸びしてくる気がする。
今日は、先日書いた「可動部分を制限する」という練習をやってみた。
肘から先を固定するようにして、サーブをゆっくり振る。
結果としては、やはりコントロールは良くなった。1球目に打ったボールがやや高いと思ったら、2球目は少し低めに、といった調整が楽にできる。
ラケットヘッドの動きはゆっくりになるから威力や回転量は落ちたが、この打ち方の方が発展性があると確信した。
数年前の僕のフォームは、今日の練習でやったように、可動部分を少なくしていたと思う。そしてその頃の方が安定していた。威力を上げようと腕をブラブラにしてから、不調の時期が増えるようになったのではなかろうか・・・
やはり脱力という言葉に惑わされすぎだったのでは。
面やスイング方向を自分のコントロール下に置くには、ある程度しっかり持ってゆっくり振る方が良い。その方が、何をやっているのかわかりやすい。
サーブに限らず、ストロークやボレーでも同じだ。
ゆっくりでも正しいフォームで振り打点を合わせれば、打点でのスイングスピードも維持できるハズ。
打球方向・球速・回転量のいずれも、自分が思った通りの再現ができるフォームを獲得したい。