自粛解除

緊急事態宣言解除ということで、今日は久しぶりに民営コートでテニスをやった。前回からおよそ1ヶ月ぶり。随分やってないと気がしたけど、大して休んでなかったのね。
風も強かったし、最初は目がついていかずメロメロだった。でも5,6ゲームやったら急に調子が上がった。自分のサーブをうまくキープできると波に乗れる感じ。サーブはまあまあ安定してたので自粛中の陰練の成果が出たっぽい。やはりサーブ・レシーブは大事だな。

というわけで天気にも恵まれて、久しぶりのテニスはとても楽しかった。
今後どうなるかわからんけど、今またテニスできることに感謝しよう。
それから改めて、もっともっとうまくなりたいと思った。

ラケットヘッドの重みを感じる

サーブの壁打ちでまたひとつ気づいたことがある。
それは「ラケットヘッドの重みを感じる」ということ。

サーブが不調のときは、上体と腕の動きがバラバラになり、ラケットだけボールに合わせようとしておかしくなることが多い。正しくは、トロフィーポーズから打球に行く際に、グリップが先行してヘッドがついてくるようにすること。そうすればスイングは小さくても、打球がしっかりする。
この動きのときに、人差し指と親指の間のVの部分でラケットヘッドの重みが得られれば、力まずに良い形で振れている実感があった。
ただし大事なのはラケットヘッドを落とすのではなく、グリップを上げる意識を持つということ。
↓イメージはこんな感じ

以前から時々、サーブを打つ瞬間に「グリップはどうなってるんだっけ??」と急に不安になるときがあったが、正解はこれでいいんじゃないかな。
完全に脱力していても、ヘッドの重みさえ得られていれば良い形といえそう。
しばらくは「おもみおもみ」と唱えながら練習してみよう。

竹とんぼを後方に飛ばす

この季節になるとカルガモが近所の川で子育てをする。
ふわふわした子ガモを眺めてるだけで、つい顔がにやけてしまっている。
カルガモのお父さんは子育てしないのか、手すりに乗って日向ぼっこしてるところで目が合ったので撮影させてもらった。いやオスなのかわからないけどね。

コートでのテニスはまだ自粛中だが、サーブの素振りや壁打ちをやっていて、ひとつ気づいたことがあった。
それは調子が良いときのサーブは、上体が先に回転してるということ。上体が回転すればその動きによってひっぱられた肘が打球方向に上がっていく。そうすれば打点は勝手に高くなるし、同時に前腕やラケットも自然と加速するので楽に打てるのだ。

これが不調のときは、上体があまり回転しないのに球に当てようとする意識ばかり先行して肘やラケットだけが向かってしまう。その結果打点は低いままだしラケットの加速も不安定だ。打点付近では無理やり前腕で打とうとし、ボールが飛ばないし当てずらい。まさに手打ちというやつか。

調子が良いときの具体的なイメージとしては、竹とんぼを寝かせて回す感じ。
上体を竹とんぼの「軸」、両腕の肘から肘を竹とんぼの「羽」だとして、トロフィーポーズの後に軸を垂直に回すのではなく、やや水平方向でコート左側に傾けて回すようにすると、羽(両腕)は縦に回転することになる。すなわちトスした左肘が下がると同時に右肘が上がって自然に打点に向かっていく。

壁打ちでは、このイメージを思い出して打つと腕の余計な動きも少なくなり、最後の回内もスムースになって、当たりがとても良くなった。
ただし回しすぎはいけない。回り始めてすぐ左腕で回転を抑える。

いつもながら文字で書くのは面倒だけど、頭も身体も忘れちゃうからな。
記録は大事。
コートで実践するのが楽しみだ。

月明りの素振り

公営のテニスコートの閉鎖延長が決まった。しばらくテニスできないのはもうあきらめがついている。
日中は公園も壁打ちも子供たちで一杯なので、夜に散歩がてらテニスラケットを背負って公園で素振りをしている。月は明るいし寒くも暑くもなく快適だ。後ろに街灯を据えると地面に自分の影が映り、フォームのチェックになって良い。
住宅街の真ん中の公園は、いつもなら夜中でも帰宅する人が通るのだが、コロナ禍の影響でまったく人の気配が無く集中できる。

先日は夫婦?のタヌキ2匹がのんびり歩いているのに遭遇した。1mくらい近づいても逃げようともせず、「なんだこの生き物は」という顔でこちらを見ていた。
記念撮影をしようとカバンからスマホを探ってたら、そのままのんびり茂みに入って行ってしまった。
また今夜は、イタチのような尾の長い動物が横切った。近所には動物が住むような山も無いのに、どこに潜んでいるのだろう。
緊急事態宣言が解除されればいつもの日常に戻るだろうけど、小動物が里に出てこられるほどの夜の静寂もいいもんだなと思った。