最小限のサーブの要素

サーブに関しては結構考えて練習してるのに、まだまだ不調に陥ることがある。
いったい何が足りないんだのだろう。
どうしたらより安定を得られるのだろうか。
いろいろ考えた挙句、これまで考えてきたことは枝葉で、もっとベーシックなサーブの打ち方に還らないといけないんじゃないかと思った。すなわち、「最小限のサーブの要素」というものを知る必要がある。

サーブに関わらず、テニスでボールを飛ばす重要なポイントといえば、やはりインパクトの瞬間だろう。
では、インパクトの直前までのラケットの動きはどこから生まれるのか?

僕は、サーブに関して最小限の要素は「回内」だと結論づけた。
これまで回内は使ってるツモリでも優先度があまり高くなかった。緊張して不安になると、下半身とか上体とか肩とか、とにかく大きな関節の使い方ばかり気になって、前腕の動きは視野に入ってなかったのだ。
でもいくら他の部分をうまく動かしたとしても、インパクトの瞬間の前腕の動きがおかしいと、結局打球が乱れてしまうのではなかろうか。

というわけでここのところ壁打ちで回内ばかり練習してみた。そのほかの部位をあまり動かさなくても、回内だけでボールをきっちり飛ばせるように何度も繰り返した。
その後、仲間内でゲーム練習したところ、驚くほど効果が出た。予想を遥かに超えてサーブに安定感が得られるようになった。
これまでサーブに悩み続けてきた僕にとっては、感動するレベルだ。

インパクトの瞬間、少しの回内だけでボールを枠に飛ばすことができる。そのことを十分理解すれば、サーブは格段に簡単になるのでは。
引き続きトレーニングと実戦での検証を続けたいと思う。

ボールに反応する

役所から風疹検査の案内が来てたので、無料で受診させてもらったところ、予想外に既に抗体があるとの結果が出て、ワクチン接種が不要となった。
自覚が全く無いのだが、いつのまに罹ったのだろうか。
新型コロナウィルスも自然と抗体ができてたらいいんだけどな。

ここのところ初対面の方とテニスする機会が多い。
先日お手合わせいただいた方々は非常にレベルが高く、ボールのスピードに全くついていくことができなかった。
それでも勝敗だけ見れば3勝5敗だったので、一応ゲームになってたというところ。

振り返れば、全般的にボールのスピードは速かったが、相手のミスで終わるポイントもかなり多かった。自分としては、なんとかつなげなくてはという意識のせいか、ミスは抑えられていた。
相手がハードヒットするタイプだと、つい気後れしてしまうのだが、トータルで見ればやはりミスを少なくすることの方が大事だと思う。

とはいえ、やっぱり速いボールに対しても慌てず余裕をもって対処できるようにしたい。それには常にボールを見てもっと素早くボールに反応できるようにならなくては。