ボレーのコースは決めておく

チャンスボールはオープンスペースに極めたいところだけど、つい相手が居るところに打ってしまうってことがよくある。

相手のボレーヤーが立ってるところなら、少なくともコートの中だよね、というアバウトな心理状態がもたらすのではないだろうか。

これは明らかに準備不足が招く結果だ。

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極めない、つなげないボレー

先日やったシングルスでは、相手のスライスをライジングで叩く戦略が良かった。

タイミングを早くすることで、相手にコースを狙う余裕を与えず、こちらがコートの中で優位にプレイできていた。

そこまでは良かったけど、最後に極めにいったボレーで何本かミスってしまったのがあった。

それから、別の日のダブルスでは、丁寧に深く打ったファーストボレーを、ポーチで狙われるケースがあった。

それぞれ別のケースだけど、極めるショットとつなぐショットの、中間のボレーをもっと練習せねばと思った。

シングルスでは、もう少しライン内側へコントロールしたい。

ダブルスでは、深さだけでなく、速度+ワイドへのコントロール。

あと半歩だけ手前にステイして、踏込で調整してみようと思う。

ラケットをムチだと思い込む

練習のときはラケットがよく振れていて、試合になると振りが鈍くなる。

これは、ボールを思ったところに運びたいという、欲のせいだ。

ラケットで「叩く」というより「当てる」「運ぶ」という動きをしがちになる。

これを防ぐために、ラケットを「ムチ」だと思い込むことにした。

やわらかいムチの先端は、身体から離さないと振れない。またムチの柄の部分は、「しなる」ように動かすことが必須だ。

サービスは円を描く(1)

サービスは、グリップが円を描く意識が良さそう。

円の軌跡については、1stサーブはベースラインとの角度をやや直角方向に。

2ndは、やや平行方向に意識してみる。

それから、グリップの動きは、打点で終了するのではなく、体側へのフィニッシュまでを、「大きな円」で走らせるイメージが、安定感につながっている感じ。

イメージに限界は無い

毎日がんばってテニスの練習をしても調子が悪い。

なのに、1週間以上テニス休んだ後に、いきなりゲームしたら、意外にも絶好調だったということが多々ある。

疲れが原因かな?と思ったけど、元気なときでも不調はあるので、そうとも言えない。

理由をあれこれ考えたけど、どうやら「イメージする」ということが影響していそうな感じ。

練習でボールを打ってると、実際のボールの動きや、個々の身体のパーツの動かし方に気を取られる。そのことが、全体的なボールの流れをイメージすることを阻害するんじゃないか。

それに気づいてから、自分の打球の軌跡や相手の返球パターンなどをイメージしてからプレイしてみたら、不調が少なくなったと実感してる。

身体を動かす速度には限界があるけど、頭の中のイメージだけなら、プロを凌駕することも不可能ではない。

パーツの動かし方を考えるより、身体は全体的なイメージに従って、素早く正しく応じてくれるんじゃないだろうか。

1000本安打・2000本安打の最年少記録を持っている榎本喜八さんは、現役時代、鏡の前で構えたまま微動だにせず、30分後に「いい練習ができた」と言っていたという。

良いイメージを持つことは、打球するよりもむしろ良い練習なのかもしれない。

フェデラー、1位返り咲き

フェデラーのランキング1位返り咲きが決まった。

2012年のウィンブルドンを最後にグランドスラム大会を取れなくなってからは、1位はもうないと思っていた。

それが、2017年は全豪とウィンブルドンで優勝。2018年も全豪連覇でスタート。

36歳になってもまだ進化している。いったいどんな練習をしているんだろう。

昔からのフェデラーファンとして、新たな伝説をリアルタイムで見ることができ、本当にうれしい。