ごまかす?ごまかさない?

お盆休みを含めた前後の期間は、テニスオフ関連や、草トー参加など、初見の皆さんとの対戦をたくさんやった。

そして調子は全般的に悪かった・・・。特にフォアハンドが当たらない。1ゲームに1回はフレームショットが発生するような感じ。

それでもスライスやロブ、ボレーを混ぜたりして、何とか勝ったり負けたりを繰り返すのだが、家に帰って我に返ると「これでいいのだろうか?」と反省する。

調子が悪いショットがあるのなら、ゲーム練習や試合の中だとしても、そのショットが好調になるべく努力をするべきじゃないのか。フォアハンドが調子が悪いのならミスしてもいいからフォアハンドの試行錯誤を繰り返すべきでは?

もちろん何もしてないワケではなく、ボールをしっかり見るようにするとか足を動かして打点を調整するとか、少しは工夫をしている。でも効果が出ることはあまりない。

おそらく日頃から「調子の悪さをごまかす」ような練習をしてきたツケかもしれない。調子が悪いショットがあったら、どうしたら改善するのかという引き出しが少ない。

まず、練習でも試合でも、調子が悪いことを自覚したならば、ごまかしたり逃げたりする思考をやめようと思う。そして事前に考えたいくつかの対策を行い、その結果どうなったかを蓄積してみよう。
ごまかすプレイはその後にやれば良いかと。

手にマメが無いのは

先日、新しいテニス仲間と宴会する機会があった。テニス大好き人間が集まり、一次会~二次会ともにテニスの話題で盛り上がってとても楽しかった。

その中で「手にマメができすぎる」と言う人が居たので、各自の手のひらを確認したところ、僕以外の皆さんにはかなりしっかりとした固いマメがあり、これにはちょっと驚いた。僕の手のひらにはマメが無いし固い場所も無いのだ。
これは果たして良いことなのだろうか?

もちろんグリップをあまり握らなくても良いボールが打てるプレイヤーも居るだろう。しかし以前から課題にしてる通り、僕の場合は明らかに「脱力しすぎ」という問題がある。
いつも皆さんがどのくらいの強さでラケットを握ってるのかわからなかったが、思いがけず手のマメ具合で明らかになった。
僕よりレベルが高い人の手がマメだらけだったこともあり、やはりある程度はちゃんとグリップを握った方が良いんだなと再認識した。

変な目標だけど、もう少し手にマメっぽいものができるよう頑張ろう。
まずは素振りからだな。

試合の中で挑戦する

週末に男ダブの草トーに出た。今回は決勝まで行けたものの、2-6で敗退して準優勝。

全体的に相手のミスが無く、こちらのミスで勝敗が決してしまった感じ。

ミスが続くと弱気になって、棒玉となったストロークをポーチで決められてしまう。平行陣を使っても相手のロブが絶妙でドタバタしてしまった。なんだか負けるときはこういうパターン。

結局は総合力で負けてると言えるんだろうけど、もう少し試合の中で「ナイスプレイ」と言えるものが欲しい。

常にナイスプレイができる実力は無いが、比較的軽いポイントにおいて、もっと攻めを意識しないといけないのかも。例えば相手のサーブ、0-0や0-15あたりで、2ndサーブを狙うとか、思い切ってポーチするとか。

試合の中でひとつでも良いから「挑戦」することを意識してまた次回のために励みたい。

ウィンブルドン2019はジョコビッチとハレプ

ハレプはセリーナに圧勝。

ジョコビッチとフェデラーの決勝は凄い試合になったけど、最終盤に安定を取り戻したジョコビッチが押し切った。

フェデラーはマッチポイントもあっただけに、とても残念。以前ほどの圧倒的強さは無いけど、準決勝、決勝では丁寧なテニスが奏功していた。

フェデラー・ジョコビッチ・ナダルに共通してるのは、今試合している相手や状況、自分の好不調に合わせて戦術を変えられるということ。この能力があるからこそ、5セットマッチのグランドスラムで常に勝ち上がれるんだなと改めて思った。

状況に合わせるために、彼らは一体どんな練習をしているのだろう。

マレー復活

マレーが股関節手術に成功して復活した。

まだダブルスのみだがウィンブルドンではしっかりプレイできていたように思う。32歳は怪我が無くても引退がチラつく年齢だが、マレーにとってはまだまだツアーでやりたいことがたくさんあるのだろう。まずは健脚を取り戻せて何より。

ジョコビッチ、ナダル、フェデラーも未だ好調だし、BIG4の壁がまた高く再構築されそう。

好調の落とし穴

今日のゲーム練習ではサーブが好調で何の不安も無かった。しかしプレイを振り返ると、どのように打球してたか覚えていない。

覚えていないくらい自然に身体を動かすことができ、結果も出ているから良いのでは?、というのは優秀な人の考えで、僕の場合は不備になる。 好調が続くことで、不調のときに試行錯誤した各種対策を忘却してしまうからだ。好調をいつでも再現するためには、好調と不調の差分を把握し自分の制御下に置かないといけない。なんて面倒くさいんだ。

ただしゲームでポイントを取ることに集中すると、身体の内側に意識が行きづらくなる。これは当然なことなので、少なくともプレイの序盤の入り方を明確に意識するのが良いかも。「ルーチン」+身体との対話みたいな感じ。

いつの日か自分の身体の動かし方に習熟し、個別パーツのことを考えずとも好不調の波が極小になったらいいな。

ラケットヘッドを丁寧に落とす

梅雨の合間の晴天にテニスオフ関係の仲間と4時間ダブルス三昧した。風が強い中、不安のサービスは当初ミスが続いてしまい難儀したが、途中からなんとか安定させることができた。

安定したスイングは、トロフィーポーズから胸を開き、その後ヘッドをゆっくりと落とすというもの。これら一連の動きを極力丁寧にやると、ボールに安定的に当てることができ、コントロールが良くなった。

調子が良いときは当然このようなスイングをしていたのだが、好調が続くといちいち意識しなくなる。その後何かの拍子に調子が悪くなると、好調時の動かし方を思い出せなくなってるのだ。

それにしても一度覚えた身体の動きができなくなるというのはどういう現象なんだろう。身体も水物で日々変わってるから、「忘れる」という前提が必要なのか。
その前提ならば、各ショットについて、それぞれ重要なポイントを意識しながら素振りや練習で定期的に復習しないといけなさそう。無意識にボールを打てるってことも必要だけど、それでは片手落ちで、意識的にスイング軌道を作れることも大事。

ブログを読み返してイメージすれば、身体を動かさなくても例えば電車の中とかで出来そうかな。

少しの差が大きな違い

週末に団体戦に参加させてもらった。練習試合とわかっていても、いつもより緊張してしまった。特に不調だったのがサーブ。ここのところサーブが好調だったのが嘘のようにダブルフォルトを連発してしまった。

凹んで家に帰り原因を考えたところ、思い当たるのはトロフィーポーズが縮こまってたこと。上体の角度に比べて肘の引きが甘いので、打点に対してラケットの加速がしづらい。当たりは当然悪くなるのでその違和感の修正のため途中から肘先で無理やり飛ばそうとする。そうするとスイートスポットを外しやすく、ボールの行き先は余計におかしくなってしまう。

調子が良いときは、左右の肩のラインの延長上に肘がある。「胸を開く」という感覚。その形が作れれば上体の少しのひねりもどしから肩がしっかり動かせて肘先はほとんど使わなくてもラケットが加速できる。おそらくほんの数センチの差だと思うのだが、ビビリのせいで細かいところに意識が行きすぎて結果を大きく違えてしまう。

肩のライン上に肘があるように意識しながら素振りと練習を繰り返そう。あと調子が良いのにかまけず大事なところを定期的にチェックしないと。

メッキモール磨き

腐食した愛車のメッキモールを磨いたら綺麗になった。普通のコンパウンドを使ったら長時間作業してもぜんぜんダメだったのが、「メタルコンパウンド」だと5分で効果が出た。素材ひとつ変えるだけで費用対効果が抜群だ。

テニスもアイテムひとつで見違えるようになったらなと思ったけど、そしたら自分で考えたり工夫しなくなるから飽きるな。

いつまでも上手くならないからいつまでも遊べるのか。

強風の中のテニス

先日風が強い中でゲームをしたとき、とにかく全てのプレーが不調で、ミスだらけだった。

ミスの原因は打点が崩れてしまってたこと。強風のときは足を細かく動かして打点に入らないといけないが、初めての対戦相手のゲームで気が焦って早く打ちに行ってしまってた。

強風を想定した練習はどうすれば良いだろう。

ひとつ思ったのは、あえて打点を変えて打つこと。様々なボールに対して意図的に打点を前後に変えて打てるということは、打点を調整できると言えるだろう。これなら無風のときでも練習可能だ。

いずれにしても風を克服するためには、テイクバックを早くしてもっと足を使って打てるようになるべし。

しかし、ふと振り返ると、毎日のように課題課題と言っていて、いつになったらお気楽ご気楽テニスができるんだろう?

まあ自分に課題がいくらでも見つかるというのは、それだけ強い相手と練習させてもらってるということで、有難いってことだな。