全豪オープン2020、女子はケニン、男子はジョコビッチが優勝。
ケニンは小柄ながらフットワークが良くミスが少ないタイプ。
男子決勝は、ティームがあとひと息だったが、途中からジョコビッチが復調して最後の方は盤石になってしまった。
最近のグランドスラムは女子の方は勢いのある若手が勝ってる印象だけど、男子は相変わらずビッグ3が独占状態だ。
5セットマッチというのは勢いだけでは勝てず総合力が必要なのかもしれん。
全豪オープン2020、女子はケニン、男子はジョコビッチが優勝。
ケニンは小柄ながらフットワークが良くミスが少ないタイプ。
男子決勝は、ティームがあとひと息だったが、途中からジョコビッチが復調して最後の方は盤石になってしまった。
最近のグランドスラムは女子の方は勢いのある若手が勝ってる印象だけど、男子は相変わらずビッグ3が独占状態だ。
5セットマッチというのは勢いだけでは勝てず総合力が必要なのかもしれん。
女子は19歳のアンドレースク。下がらず腰を落としてストロークを左右に打ち分ける強気のテニスが光った。
男子はフルセットでナダルが優勝。
メドベージェフも2セットダウンから淡々と持ち直して追い上げただけに、ナダルも苦しかったと思うが、最後はしっかりと勝ち切った。
それにしてもナダルのグランドスラム19勝はすごい。
得意の全仏でも衰えを感じさせないので、年齢的にもフェデラーの最多勝を超えるのではないだろうか。
フェデラーファンとしては少し複雑だけど、同時期に現れた3人のレジェンドを生で観られていることを喜びたいと思う。
ハレプはセリーナに圧勝。
ジョコビッチとフェデラーの決勝は凄い試合になったけど、最終盤に安定を取り戻したジョコビッチが押し切った。
フェデラーはマッチポイントもあっただけに、とても残念。以前ほどの圧倒的強さは無いけど、準決勝、決勝では丁寧なテニスが奏功していた。
フェデラー・ジョコビッチ・ナダルに共通してるのは、今試合している相手や状況、自分の好不調に合わせて戦術を変えられるということ。この能力があるからこそ、5セットマッチのグランドスラムで常に勝ち上がれるんだなと改めて思った。
状況に合わせるために、彼らは一体どんな練習をしているのだろう。
マレーが股関節手術に成功して復活した。
まだダブルスのみだがウィンブルドンではしっかりプレイできていたように思う。32歳は怪我が無くても引退がチラつく年齢だが、マレーにとってはまだまだツアーでやりたいことがたくさんあるのだろう。まずは健脚を取り戻せて何より。
ジョコビッチ、ナダル、フェデラーも未だ好調だし、BIG4の壁がまた高く再構築されそう。
今年の全仏もナダルが強かった。
前哨戦でナダルに勝ち、準決勝でジョコビッチを倒してきたティームが、王者をどれだけ追い込めるか楽しみにしていたが、3rdセット以降はチャンスが無かった。
ナダルのプレイは、数年前のように全球鬼気迫るという感じではなく、 守る、攻める、カウンターを打つなど、押すところ引くところの判断がハッキリしていた。それでいて大事なポイントは決して譲らない、そういう巨大な鋼鉄のような意思を終始見せつけた。
クレーの5セットマッチで、未来永劫これほどの強さを見せる選手は出てこないのでは。
そう思わせるほどの、ナダルのレジェンドっぷりが発揮された全仏でした。
2019マドリードを最後にフェレールが37歳で現役引退した。
テニス選手としては小柄ながら、どんな劣勢でも負の感情を表さず、真摯に球を叩き続けるプレイヤーだった。
有明にも毎年来てくれていたので、きっと日本のことが好きなんじゃないかな。近い将来、同じくらいの身長が多い日本人選手を指導してくれたらと思う。
今年のロッテルダム大会はモンフィスが優勝。
モンフィスはどうも決勝に弱いというか、トーナメント後半になると最後まで集中力が続かない印象だったけど、今回は第三セットでクオリティを戻してワウリンカとの打ち合いに見事に勝ち切った。
モンフィスが32歳、ワウリンカ33歳と、30代同士の決勝が増えた気がする。フェデラーを筆頭に、トップ選手のプレイヤー寿命が延びたのはとても良いことだけど、若手はいつまでも高い壁が立ちはだかっていて大変だな。
モンフィスにも、まだまだこれから楽しいプレイを魅せてくれたらと思う。
全米オープン2018に引き続き、全豪オープン2019もジョコビッチと大坂なおみが優勝。
なおみちゃんはアップダウンのある厳しい試合運びのように見えながら、実力では圧倒していたように思う。前後左右に振られても身体のバランスが崩れないのが素晴らしい。
ナダルが絶好調だっただけに、ジョコビッチの完勝は意外だった。あれほどアンフォースドエラーが無くボールを深くコントロールし続けられるものだろうか。
当面この二人のNo.1プレイヤーがテニス界を牽引していきそうだ。
マレーが引退を表明した。
31歳という年齢は、現代のテニス界ではまだまだ活躍できると思うだけに、とても残念だ。
せめて痛みが無い状態でテニスができるようになってほしいと願う。
いやー今回の決勝は素晴らしい内容でした。
スローで見ると錦織くんのストロークは、ウィニングショットですら軽く触れただけのように見える。そのくらい一瞬でラケットを爆発的に加速していて、ワンプレイワンプレイに調子の良さがうかがえた。
3年ぶりの優勝、おめでとうございます。
全豪も期待してます。