片手バックハンドも脱・脱力

これまでバックハンドを強打しようとすると、スイートスポットを外すことが多かった。そのためラケットの引きが甘くなり、撫でるようなスイングになりがちだった。

ふと思いついて、今日の練習で手首を思いっきり固めてスイングしたところ、ガシャることが少なくなり、その結果自信をもって振れることがわかった。
これまでのバックハンドのスイングは、やはり飛ばそう飛ばそうとして腕全体を脱力させてしまっていたように思う。特に手首の脱力ではヘッドが落ちすぎる。落ちすぎたヘッドを持ち上げるために、肘が曲げて引っ張るようなスイングになり、さらにその影響で前腕で回旋しようとする悪循環が出ていた。

速くスイングするために手首を固める、というのはどうも逆説的でやりづらかったのだが、効果は大きいので素振りから意識していきたい。

片手バックハンドのスイング軌道

片手バックハンドが不調になる原因のひとつに、スイング軌道の勘違いがあった。

右肩の上あたりに↑の時計の図を置いたとして(打球方向は12時方向)、不調時は、この時計で6時から12時方向に 直線的にスイングするイメージで振っていた。ボールがうまく飛ばせないな?と思えば思うほど、ラケットを前に前に加速させようとしていた。

正しいスイング軌道は、4時あたりにテイクバックして、そこから9時方向に加速すること。打点を10時の位置だとすると、左方向にラケットを放り出す感じ。

このスイング軌道を意識して練習してみたら、実に軽やかにボールを飛ばすことができた。また、これまで身体が開く癖に悩んでいたが、この軌道だと開かない。身体を開く必要が無いからだ。

ただしこの軌道で振るためには、素早く4時の辺りにテイクバックしないといけない。テイクバックが遅かったり浅かったりすると、加速できないのをなんとかしようとするから身体を回し始めてしまう。

実際には止まらないけど、打点でラケットを止めるような意識で振ると良さそう。

バックハンドも甘いボールをしっかりと叩けるようにしたい。

鈴木貴男選手の片手バックハンドリターン

ストロークではなくリターンだが、Youtubeで見つけた鈴木貴男選手の片手バックハンドがとても良かったので、↑の画像で一部引用させてもらった。
(動画はこちら↓)

準備が早く、左足の股関節にしっかり溜めを作ってから、身体を開かずにコンパクトに打てている。打点は 肩くらいの 高めだが、バランスが非常に良い。

相手の打球の予測が素早く正確にできてないと、同じタイミングで準備することはできないので、実践は結構難しいと思うが、まずは同じ素振りができるくらいに何度も観てイメトレさせてもらおう。

片手バックハンドの肘

豪徳寺の招き猫

友人につきあってもらい、2時間バックハンドばかり練習した。

課題は山ほどあるが、今回一番気をつけたのが肘を伸ばすこと。

肘が少しでも曲がってると、コントロールが顕著に悪化する。おそらく肘が曲がってると肘から先で回外してしまうからだと思う。

肘がしっかり伸びていると、ゆっくりとした外旋が使えてヘッドの動きが安定する感じ。それに加えて、肘が伸びてる場合、脱力しすぎの防止にもつながっている。

最後にラリーを続けたところ、そこそこ強めに打ててスピンもそれなりで、まあマシになった。

しかしこれ以外にもバックハンドで直したいところがいくつもある。

  • テイクバックが浅い
  • 身体が開きすぎる
  • 振り始めが遅い
  • 左股関節に乗れてない
  • ヘッドがグラグラする(※脱力しすぎに注意)
  • 打点へ入るフットワークが遅い

イメトレや素振りも交えながら順番に直していこう。

脱力しすぎに注意

久しぶりに壁打ちしながら録画を見て、フォームの確認をした。

サーブもストロークも、良く見るとテイクバックがふらふらしているように見える。

なので、いつもより少しラケットをしっかり握って、テイクバックをピシっと整えてから打つように変えたら、打点の形も良くなりボールが楽に飛ばせた。

巷で「脱力」と良く言われるが、どうやらそれを意識しすぎてたみたい。何事も、ちょうど良い塩梅というのがなかなか難しい・・・

でも、テイクバックでそこそこの緊張度を保つようにすると、姿勢まで良くなり、打ち終わりまで身体をしっかり使ってる感じが出てきて良くなった。

いつ観ても、思ったよりダメダメなので観たくなくなるんだけど、たまにはビデオ録画してチェックしないといけない。現実を直視しよう。

周辺視野は使わない

早めの夏休みで旅行に行ってたので、今日は久しぶりのテニス。

連日テニスやるより、少し間が空く方が調子が良いのはなぜなんだろう。

今日は「絶対ダブルフォルトしない」という目標を掲げて、実際にダブルフォルトが無かったので、まあ良かった。

というか、「ダブルフォルトしない」はダメな言い方で、「ファーストをセンターに確実に収める」とか、ポジティブワードの方が好ましいのか。

良くなかったのはストロークで、特に気になる逆クロスのネットミスが2本あった。

いずれも抜けてればこちらのポイントだったから、状況はしっかり目に入ってる。

ボールの行方が気になって、目線が動いてしまってるのがミスの原因っぽい。

ボールがバウンドして、打点の高さを決めた後に、相手のポジションをしっかり把握し、その後はコースに打つことに集中したい。

良く言われる周辺視野っていうやつを意識したこともあったけど、自分にはどうも合わない。だから、もしもスイング直前に相手がポーチに出たら見えないが、それは気にしない。

相手のポーチでポイントを取られるよりも、ミスを減らす方が、自分のレベルでは間違いなく、勝利に近づけると考えてる。

高さを使いこなす

週末は少人数でシングルスをやった。

暑さで思考能力が落ちたせいか、後半にストロークのボールが浅くなり、防戦一方だった。

前半はしっかり打てていたのに、なぜ後半に浅くなるんだろう。

良くあるのは、力みなんだけど、そこは結構意識していたので問題なさそう。

恐らく、ボールがアウトするのが怖くて、わざわざネットの真上を狙って打っていたんだと思う。そのくらい、連続して浅くなっていた。

このように、なんとなく相手コートに入れ続けるプレイをするのは、僕の悪い癖だ。

練習のときに、もっと厳しく深いところを狙い続けられるようにしないといけない。

スピン多め、スピード遅めで、ネットからどのくらいの高さなら、アウトせず深く入れ続けられるかを、いつも見極めながらコントロールできるようにしていきたい。

 

バックハンドの手首の形

昨日、バックハンドの高い打点を練習してて思ったこと。

そこそこ叩けるようにはなってるけど、どうもコースの精度が低い。

特に打点が高くなると、面の向きが把握できなくなっているのかもしれない。

いろいろ試行錯誤してみて、打点でグリップを握りこむようにしたら、安定感が増した。

どうやら、スイングを走らせるために、脱力を意識しすぎて、手首の形が不安定だったみたいだ。

形を極めつつ、打点までのヘッドが走ることを両立できるよう、練習してみたい。

打球をコントロールするということ

昨日はボレーの練習をした。引き付けて正しいアウトサイドインで振るという意識がうまくいって、コントロールしながら威力が向上する感触を得ることができた。

そのあと高い打点でバックハンドを叩く練習をしたが、練習ではガンガン打てても、ゲームの中ではうまくいかなかった。ゲーム中は、打球方向をコントロールする意識に囚われてしまい、練習のときのような叩くスイングがまったくできなくなってしまったようだ。

打球のコントロールはあくまでも面の向きで決まる。また、打球を速くするには、ヘッドをしっかりと外に振らないといけない。練習のときの、アウトしてもいいという意識がダメで、先に面をしっかり把握しながら、かつ球速を求める練習が必要だった。

練習のひとつのスイングを軽んじれば、試合の1ポイントに泣くことになりそうだ、要注意。