公営のテニスコートの閉鎖延長が決まった。しばらくテニスできないのはもうあきらめがついている。
日中は公園も壁打ちも子供たちで一杯なので、夜に散歩がてらテニスラケットを背負って公園で素振りをしている。月は明るいし寒くも暑くもなく快適だ。後ろに街灯を据えると地面に自分の影が映り、フォームのチェックになって良い。
住宅街の真ん中の公園は、いつもなら夜中でも帰宅する人が通るのだが、コロナ禍の影響でまったく人の気配が無く集中できる。
先日は夫婦?のタヌキ2匹がのんびり歩いているのに遭遇した。1mくらい近づいても逃げようともせず、「なんだこの生き物は」という顔でこちらを見ていた。
記念撮影をしようとカバンからスマホを探ってたら、そのままのんびり茂みに入って行ってしまった。
また今夜は、イタチのような尾の長い動物が横切った。近所には動物が住むような山も無いのに、どこに潜んでいるのだろう。
緊急事態宣言が解除されればいつもの日常に戻るだろうけど、小動物が里に出てこられるほどの夜の静寂もいいもんだなと思った。