片手バックハンドも脱・脱力

これまでバックハンドを強打しようとすると、スイートスポットを外すことが多かった。そのためラケットの引きが甘くなり、撫でるようなスイングになりがちだった。

ふと思いついて、今日の練習で手首を思いっきり固めてスイングしたところ、ガシャることが少なくなり、その結果自信をもって振れることがわかった。
これまでのバックハンドのスイングは、やはり飛ばそう飛ばそうとして腕全体を脱力させてしまっていたように思う。特に手首の脱力ではヘッドが落ちすぎる。落ちすぎたヘッドを持ち上げるために、肘が曲げて引っ張るようなスイングになり、さらにその影響で前腕で回旋しようとする悪循環が出ていた。

速くスイングするために手首を固める、というのはどうも逆説的でやりづらかったのだが、効果は大きいので素振りから意識していきたい。

悪癖との永い闘争

今日はスマホで撮影しながら引き続き打点調整の練習をした。久しぶりに自分のフォームを見てみたら、テイクバックからフォワードスイングの時にかなりヘッドがグラグラしていた。これでは脱力しすぎだ。以前の癖に戻ってしまってる・・・。
それでも手首の形を注意しながらスイングすると、すぐに感触が良くなった。手首がしっかりしていると、動きながらの打球でも面が安定するのを感じた。

あともうひとつ撮影してわかったのが、ボールを撫でるようなスイングになっていて、動画で見ると自分で感じてるよりもボールの威力が無いこと。
これも脱・脱力とセットで、ヘッドをボールの下に準備して打点から打球方向にヘッドが走るようにすると、見違えるように変わった。なんだか久しぶりの感覚。
ここ最近の不調は、これら色々な要因が重なってたワケだ。

今日修正した点も含めて課題と気づいたことを列挙しておこう。

  • 手首の形:ブラブラしない
  • 打球方向にフォロースルー
  • 打点を極力遠ざけて脇が詰まらないようにする
  • テイクバック時からヘッドとボールの距離を意識する

それにしても相変わらずボールを飛ばすイメージが間違ってるなぁとつくづく思う。たぶん誤った素振りを繰り返してて下手くそを定着させてるのだろう。
悪い癖とはこれからも長いつきあいになりそう。定期的に撮影して客観的にチェックしないと。

手にマメが無いのは

先日、新しいテニス仲間と宴会する機会があった。テニス大好き人間が集まり、一次会~二次会ともにテニスの話題で盛り上がってとても楽しかった。

その中で「手にマメができすぎる」と言う人が居たので、各自の手のひらを確認したところ、僕以外の皆さんにはかなりしっかりとした固いマメがあり、これにはちょっと驚いた。僕の手のひらにはマメが無いし固い場所も無いのだ。
これは果たして良いことなのだろうか?

もちろんグリップをあまり握らなくても良いボールが打てるプレイヤーも居るだろう。しかし以前から課題にしてる通り、僕の場合は明らかに「脱力しすぎ」という問題がある。
いつも皆さんがどのくらいの強さでラケットを握ってるのかわからなかったが、思いがけず手のマメ具合で明らかになった。
僕よりレベルが高い人の手がマメだらけだったこともあり、やはりある程度はちゃんとグリップを握った方が良いんだなと再認識した。

変な目標だけど、もう少し手にマメっぽいものができるよう頑張ろう。
まずは素振りからだな。

フォアハンドの安定度向上

ベゴニア

このところゲームやラリーをしていて、フォアハンドの安定度が増してきたと感じる。ミスヒットが減り、厚く打てている。

これは数か月ほど「脱・脱力」を意識してきた成果ではないかと思う。それにしてもこの脱力の落とし穴は深かった・・・。未だに世の中は脱力が正義のような言い方だけど、その正義は本当に自分に当てはまるのか。常識に疑問を持たないといけないな。

また、早く深く引くことも功を奏している。ボールに合わせやすいし、慌てることが少なくなった。

忙しいラリーではまだバタバタしてフォームも崩れてしまうことも多いが、自分でも以前より良くなっている感触を持っている。まあ三歩進んで四歩下がることも多々あるので過信しないけど。

今後はさらなる精度と、動かされた場合の反発力を向上したい。

あとフォアハンドの不安が減ってくると、相対的にバックハンドが弱すぎると感じることが多くなった。あれもこれもと欲張りなもんだが、求めても急に上手くなることはないので、またひとつずつ効果的な練習を考えよう。

脱・脱力 練習中

同潤会アパートの名残

煌びやかな表参道ヒルズ

 

同潤会アパートが一部保存されていたのを知らなかったのでいまさらながら見に行ってきた。昔は明治神宮前から表参道方面に歩くときに必ず通っていた場所で、古いけどいかにも都会のセンスを感じる建物だった。表参道ヒルズになって、まあ綺麗は綺麗だけど、名前や中身はどうにも趣が無い気がしてしまう。

 

先週から週末にかけて散々テニスして、少々肘が痛くなった。でも充実した練習内容だった。

2018年後半くらいから、「脱・脱力」を目指して練習していて、ミスが減っている実感があり、好不調の波も穏やかになりつつある。

以前は、脱力しないとラケットヘッドが走らないのでは?と思ってたけど、意外とそうでもない。というか、ヘッドを正しく走らせる動きを自らすれば良いのだ。これは、力を抜いてブラブラの状態とは異なり、再現性が高い。

もちろん余計な力は要らない。そういう意味では脱力している。必要なのは形を整えてラケットの動きをきちんと認識できること。

まだまだできてない場面も多いのだが、ゲーム中に「ああ、これ足りないわ」と修正できることも可能になってきた。

次の練習でもやりたいことが山積みで楽しみだ。

フォアハンドの強打

ここ最近フォアハンドがなんとなく不調だったのだが、原因がわかった。

というか、いつもの悪癖が出てるのに気づいただけなのだが、ラケットがボールの表面を撫でるように動かしてしまっていて、ボールを叩けてない。

本来ならヘッドを少し遅らせるだけで、強打するための威力が増すハズ。でも、腕とヘッドの動きがズレると、コントロールが低下してしまうという恐れが出てくる。

この恐れは、脱力による弊害だ。テイクバックから脱力によってラケットダウンさせたまま振り出すという癖のせいで、ヘッドがどんな状態にあるのかわからなくなってしまう。

それを防ぐために、フォワードスイング開始時点では、ヘッドを落とさないように、腕とヘッドをユニットとして振り始める。そして、打点の直前になったら、じわっと外旋→内旋させるのが良さそう。

準備を早くしてゆっくり始動させることが必須だと思う。

「脱・脱力」をテーマに、フォアハンドの腕とヘッドの動きも、意識の支配下で制御できるようにしよう。