ボールに反応する

役所から風疹検査の案内が来てたので、無料で受診させてもらったところ、予想外に既に抗体があるとの結果が出て、ワクチン接種が不要となった。
自覚が全く無いのだが、いつのまに罹ったのだろうか。
新型コロナウィルスも自然と抗体ができてたらいいんだけどな。

ここのところ初対面の方とテニスする機会が多い。
先日お手合わせいただいた方々は非常にレベルが高く、ボールのスピードに全くついていくことができなかった。
それでも勝敗だけ見れば3勝5敗だったので、一応ゲームになってたというところ。

振り返れば、全般的にボールのスピードは速かったが、相手のミスで終わるポイントもかなり多かった。自分としては、なんとかつなげなくてはという意識のせいか、ミスは抑えられていた。
相手がハードヒットするタイプだと、つい気後れしてしまうのだが、トータルで見ればやはりミスを少なくすることの方が大事だと思う。

とはいえ、やっぱり速いボールに対しても慌てず余裕をもって対処できるようにしたい。それには常にボールを見てもっと素早くボールに反応できるようにならなくては。

五里霧中

テニスオフの皆さんと4時間ゲーム三昧した。
ここ最近、ストロークで打点調整の練習を続けていたにもかかわらず、ゲームの中ではうまく調整することができなかった。
緩くつなげるボールを打つ場合は、それなりに調整できるのだが、球速を求めると、どうしても打点が近くなってしまう。ミスしてポイントを失っても構わず色々試行錯誤し続けたけど、最後まで思うようなボールが打てず悔しい。

調子が良い場合は打点など特に意識しなくてもバンバン打てるのに、意識するとダメ。練習でできても状況が変わるとできなくなる。ここらへんにテニスの難しさがあると思う。

解決策はまだわからないけど、腕の方を意識しすぎて下半身が少し疎かになってたかもしれない。次はもっと足を重視した練習をしてみよう。

悪癖との永い闘争

今日はスマホで撮影しながら引き続き打点調整の練習をした。久しぶりに自分のフォームを見てみたら、テイクバックからフォワードスイングの時にかなりヘッドがグラグラしていた。これでは脱力しすぎだ。以前の癖に戻ってしまってる・・・。
それでも手首の形を注意しながらスイングすると、すぐに感触が良くなった。手首がしっかりしていると、動きながらの打球でも面が安定するのを感じた。

あともうひとつ撮影してわかったのが、ボールを撫でるようなスイングになっていて、動画で見ると自分で感じてるよりもボールの威力が無いこと。
これも脱・脱力とセットで、ヘッドをボールの下に準備して打点から打球方向にヘッドが走るようにすると、見違えるように変わった。なんだか久しぶりの感覚。
ここ最近の不調は、これら色々な要因が重なってたワケだ。

今日修正した点も含めて課題と気づいたことを列挙しておこう。

  • 手首の形:ブラブラしない
  • 打球方向にフォロースルー
  • 打点を極力遠ざけて脇が詰まらないようにする
  • テイクバック時からヘッドとボールの距離を意識する

それにしても相変わらずボールを飛ばすイメージが間違ってるなぁとつくづく思う。たぶん誤った素振りを繰り返してて下手くそを定着させてるのだろう。
悪い癖とはこれからも長いつきあいになりそう。定期的に撮影して客観的にチェックしないと。

強風の中のテニス

先日風が強い中でゲームをしたとき、とにかく全てのプレーが不調で、ミスだらけだった。

ミスの原因は打点が崩れてしまってたこと。強風のときは足を細かく動かして打点に入らないといけないが、初めての対戦相手のゲームで気が焦って早く打ちに行ってしまってた。

強風を想定した練習はどうすれば良いだろう。

ひとつ思ったのは、あえて打点を変えて打つこと。様々なボールに対して意図的に打点を前後に変えて打てるということは、打点を調整できると言えるだろう。これなら無風のときでも練習可能だ。

いずれにしても風を克服するためには、テイクバックを早くしてもっと足を使って打てるようになるべし。

しかし、ふと振り返ると、毎日のように課題課題と言っていて、いつになったらお気楽ご気楽テニスができるんだろう?

まあ自分に課題がいくらでも見つかるというのは、それだけ強い相手と練習させてもらってるということで、有難いってことだな。

テニスが上手くなりたい?

テニス歴が長い友人が居る。

昔から草トーや市民戦でも活躍してきたので上級者の部類に入ると思うが、その友人が、最近「テニスが上手くなりたい」と言い出した。

これまで仲間内ではずっと常勝だったのが、最近周りも少しずつレベルが上がってきて頻繁に負けるようになった。相対的にレベルが落ちているのを自覚して、変わらないといけないと思ったのだろう。

で、「何が上手くなりたいの?」と聞くと、「全体的に」と言う。「具体的に何を練習するの?」と重ねて聞くと、「フォアハンド」とか「サーブ」とか言うのだが、どうもその先の思考が無いみたい。

今は気合を入れて週5日以上もテニスをやっているが、残念ながらさほど向上してなさそうだ。

これまでは若い頃に練習してきたテニス貯金があるので、あまり困らなかったのだろう。年を経ってその貯金が底を尽き、自分を変える必要性を感じても、その方法がわからないのかもしれない。

負けるということは、少なくとも相手より弱い部分があるワケで、その弱点を理解しないと始まらない。ありのままの自身の現状と、あるべき理想との差を認識し、それをどう埋めたらいいか、具体的な検討が必須だと思う。

僕は幼少の頃から運動音痴で、腕とか足とかの動かし方から考えないことには何もできなかった。中学校のときは思春期だから、他人に笑われたくない一心で、体育の種目ですらノートに課題を書いて陰で練習していた。今はこのブログがそれのひとつの手段だ。でもそれだけやってもせいぜい人並だったし、自分を変えるというのは難しいなと常に感じる。

でもだからこそ、課題を克服するのは楽しい。個々の弱点をひととおり修正した先に、全体のレベルがなんとなく向上して、そこで初めて「上手くなった(かな?)」と思って少しの間自己満足に浸る。

その友人にも、課題は具体化にした方が良いのではと伝えた。テニスの技術を教えることはできないけど、何歳になっても困難を克服することは楽しいということを共有していけたらと思う。

ゆっくり厚く当てる

雨続きでなかなか練習ができないが、昨日は貴重な晴れで、ダブルスをやった。

初対面の御一方が、かなり強烈なトップスピナーで、ストロークもサーブも常に肩の上で打たされる。最初のうちは打点が合わず苦労した。途中からはボレーで逃げた。

相手のボールが高速かつ高回転だと、遅れてはいけない意識からか、打ち急いで体勢が崩れてしまう。速いボールを返そうとして、速くスイングしすぎなのかもしれん。

もっとゆっくり振り始めて、打点付近でしっかり合わせて厚く当てられるようにしたい。

おっさんなのでブンブン振り回すより、クレバーに相手の打球の勢いを使いたい。と思ってはいるけど、言うは易し。

ゆっくり振るために、とにかく早い準備ができるよう、雨だから家の中でイメトレしよう。

再現性を追求する

先日参加した男ダブの草トーは、予選1勝 本戦1勝の2勝止まり。

やはりオープンの大会は皆さんミスが少なくプレイの質が高い。こちらも良い配球をしないと、すぐに追い込まれてしまう。

それにしても、試合になると特にストロークに自信が出ないのをどうにかしたい。練習だとできることがなぜ試合でできないのか。

相手のボレーヤーが気になりすぎて、ボールから目が離れることも一因だけど、それ以上に、準備や距離感の問題が大きいと思う。

「どのようにボールにアジャストしてるのか」を、もっとしっかり再現させないといけない。

なんとなくできて返せてる、というあやふやな状態ではなく、ターン→足→フォワードスイング→ヒット→フォロースルーの流れをしっかり確認する。

崩れない型を作ることが、試合の中での自信に繋がるのでは。

脱力しすぎに注意

久しぶりに壁打ちしながら録画を見て、フォームの確認をした。

サーブもストロークも、良く見るとテイクバックがふらふらしているように見える。

なので、いつもより少しラケットをしっかり握って、テイクバックをピシっと整えてから打つように変えたら、打点の形も良くなりボールが楽に飛ばせた。

巷で「脱力」と良く言われるが、どうやらそれを意識しすぎてたみたい。何事も、ちょうど良い塩梅というのがなかなか難しい・・・

でも、テイクバックでそこそこの緊張度を保つようにすると、姿勢まで良くなり、打ち終わりまで身体をしっかり使ってる感じが出てきて良くなった。

いつ観ても、思ったよりダメダメなので観たくなくなるんだけど、たまにはビデオ録画してチェックしないといけない。現実を直視しよう。

ボールから目を離さない簡単な方法

いろいろ試してみて、ボールから目を離さない簡単な方法が見つかった。

それは、「打点で目をつむる」こと。

いや打点見なかったら意味ないじゃん、と思われるかもしれないけど、ラケットがすでに打点まで来てしまってたら、どうせそれ以上は調整できない。

それよりも大事なことは、打点に至るまでにしっかりとボールを見ること。その点においては、目をつむらなきゃいけないので、いつも以上にしっかりとボールを凝視するようになるし、ラケットの振り出しも丁寧になる。

もうひとつの利点は、目をつむれば打点だけでなく、ボールの行方も追えなくなる。そうすると顔が前に向かない。このことで、軸が崩れない良いフォームが作りやすくなる。

最初は自信がないからしっかり振れないけど、慣れると結構叩ける。ストロークだけでなくサーブでも、打球方向のイメージ力が上がる感じ。

球出しやストローク練習以外に、ゲームの中でやったらどうなることか、こっそり取り入れてみようと思う。

バックハンドの手首の形

昨日、バックハンドの高い打点を練習してて思ったこと。

そこそこ叩けるようにはなってるけど、どうもコースの精度が低い。

特に打点が高くなると、面の向きが把握できなくなっているのかもしれない。

いろいろ試行錯誤してみて、打点でグリップを握りこむようにしたら、安定感が増した。

どうやら、スイングを走らせるために、脱力を意識しすぎて、手首の形が不安定だったみたいだ。

形を極めつつ、打点までのヘッドが走ることを両立できるよう、練習してみたい。