バックハンドの手首の形

昨日、バックハンドの高い打点を練習してて思ったこと。

そこそこ叩けるようにはなってるけど、どうもコースの精度が低い。

特に打点が高くなると、面の向きが把握できなくなっているのかもしれない。

いろいろ試行錯誤してみて、打点でグリップを握りこむようにしたら、安定感が増した。

どうやら、スイングを走らせるために、脱力を意識しすぎて、手首の形が不安定だったみたいだ。

形を極めつつ、打点までのヘッドが走ることを両立できるよう、練習してみたい。

ボールの速度を支配する

先日の草トーは、また一勝しかできなかった。

いくつかダブルフォルトしたのが一番悔やまれる。

その前に出場した試合では、サーブの調子が良かったので、そのときの印象のまま厚く当てすぎた。

調子が良くない場合でも、しっかりとラケットをスイングしつつ、厚さを変えてボールの速度を落とさないといけない。

昨夜はボール2カゴほど、その練習を繰り返した。

しかし毎回のことだけど、僕のテニスは3歩進んで2.9歩下がる、を繰り返してる。

上手くなった、できるようになった、と思ったら、すぐに前の状態に戻ってしまって、実に歯がゆい。

でも、簡単じゃないからこそ、いつまでも楽しくテニスができているのかもしれないと思う。

ミス・不調の原因

僕のテニスで、不調になったりミスが多発したりする原因を挙げてみた。

  • 脱力不足
    緊張する場面でボールをコントロールしようとして、ラケットを強く握りすぎ、ヘッドが走らない。グリップから小指を外す対策が良い。
  • ひねり戻し不足
    上体のひねりが足りないので、戻す動きが過剰になり身体が流れてしまう。クローズスタンスや肩越しにボールを見ることを心がける。
  • 手首の角度が定まってない
    手首の角度が浅いとヘッドの遅れを使えず、威力が出ないし無駄にチカラが入る。
  • ラケットを速く振りすぎる
    ボールを飛ばそうとして速く振りすぎると、スイートスポットに当たらない確率が増える。腕のアクションはゆっくり始動して、打点でヘッドのアクションで飛ばす意識を持つ。
  • 加速のタイミングが合わない
    試合で遅れないようにする意識が強すぎたり、足元の緩いボールを打つ際など、ボールが来る前に加速してしまいタイミングがズレる。しっかり引き付けて打てるようにする。
  • 予測不足
    相手のボールを予測できていない場合に足がもたついて打点が狂うケースが多い。プレイの合間にイメージしておくことが大事。
  • 先端を意識していない
    ラケットの先端に意識が行かず、身体の回転と腕が一緒に動いてしまうとヘッドが加速しない。
  • 腰が高い
    腰が高いと頭がふらついて打球が安定しない。

他にも課題はいくらでも出てきそう。ひとつずつクリアしていきたい。

打球をコントロールするということ

昨日はボレーの練習をした。引き付けて正しいアウトサイドインで振るという意識がうまくいって、コントロールしながら威力が向上する感触を得ることができた。

そのあと高い打点でバックハンドを叩く練習をしたが、練習ではガンガン打てても、ゲームの中ではうまくいかなかった。ゲーム中は、打球方向をコントロールする意識に囚われてしまい、練習のときのような叩くスイングがまったくできなくなってしまったようだ。

打球のコントロールはあくまでも面の向きで決まる。また、打球を速くするには、ヘッドをしっかりと外に振らないといけない。練習のときの、アウトしてもいいという意識がダメで、先に面をしっかり把握しながら、かつ球速を求める練習が必要だった。

練習のひとつのスイングを軽んじれば、試合の1ポイントに泣くことになりそうだ、要注意。

タメが必須

プロの動画を見ていて、自分に足りないものがあることに気づいた。

プロや上級者は、テイクバックからフォワードスイングに移るときに、必ず「タメ」を作るようにしている。ストロークもボレーも同様で、サーブも「トロフィーポーズ」と言われる形で必ず止まってから打つ。

相手のボールが速いとか深いとかで、タメがほとんど作れない場合も多いけど、なんとか一瞬だけでもその時間を作ろうと腐心しているようだ。

思うに、このタメは、自分がどれだけのボールを返せるかを判断するための重要な時間なのではないか。

プロがこのタメの時間を長く持てた場合は、必ず、打つボールのコースや深さなどにバリエーションが増えていることからも、その大切さが窺える。

我々中級者の試合では、速いボールのラリー中は同じように速く返せたりするけど、突如ゆっくりなチャンスボールがやってきたときに、それをしっかり打てないというケースが結構ある。

これは日頃の練習で、ボールに合わせて身体を動かしてしまっているのが問題なのかもしれない。

ボールはゆっくりだとしても、最速で打点に入り、しっかりとタメを作りながらコースと速さを選ぶ練習を繰り返す必要がある。その積み重ねの有無が、実戦で使えるか否かの境目だと感じた。

ボレーはタイミング

ボレーは「前で打つ」っていう意識に囚われていて、より大事なことを忘れてしまってた。一番大事なのは、打つタイミングだ。

ってこんなの書くまでもなく当たり前なんだけど、球を上下や左右に散らされて、慌ててミスる原因の多くが、タイミングのズレによるものだと思う。

良くあるのが、打点が遅れちゃいけないと、打とうとする場所に球が来る前に身体が始動して、俗に言う「泳ぐ」という体勢になること。そうすると上体が回転しがちで、面は崩れるし球に威力が伝わらない。

なのでボレーはむしろ、「引き付ける」っていう意識の方が良い。引き付ける意識だと、よりコンパクトに鋭く捕らえられる。コースも読みづらくなる。足で合わせるイメージも作りやすい。

サーブのときはヘッドをアクティブにする

クイックサーブを今週末も試してみたところ、やはり面の把握に効果があり、すぐに安定感を得ることができた。

余裕ができてひとつ気づいたのが、「サーブを入れなきゃいけない」と思うと、ヘッドの動きを極力小さくしようとするから、余計に面がわからなくなってたということ。打点の前で、思い切ってラケットヘッドをアクティブに動かした方が、面の向きをより把握しやすくなった。

ただし、闇雲にヘッドを振り回せばいいワケじゃない。サーブの打ち始めは、スイートスポットに当たらない。だから、最初はヘッドをアクティブにしても、打点でしっかり真ん中に当てることに集中した方が良い。

これまでは、打ち始めで振り方とかフォームとかに気を紛らわせるから、打点に集中できず変にガシャったりして、不安が増大していた。

クイックサーブはラケットとボールが同時に視界に入りやすいので、打点での丁寧さが獲得できる利点もあると思う。

でも、サーブは良かったけどストロークが悪くなった。ひとつ良くなっても、また別のところが悪くなる。いつまでもモグラ叩きを楽しもうってことだな。

面の把握にクイックサーブ

週末にゲームをたくさんやったが、相変わらず立ち上がりが弱い。特にサーブのときに面の向きを把握できていないので、思い切り打てないのだ。

どうせダメならと、いろいろ試行錯誤してみた結果、良さそうな方法がひとつ見つかった。

いつものサーブでは、トスをあげる腕に遅れて、ラケット側の腕がついてくるけど、その反対で先にラケットを立ててそこにトスを合わせる形にすると、面の向きの感覚が体に良く入ってきて安定した。ラケットが先に立ってしばらく待っている形。クイックサーブのような打ち方だ。面がわかって2,3本打った後は、普通のサーブでもクイックでも、どちらも良くなった。

ただしこのとき、腕の振りが減る分、脱力と同時に上体のひねり戻しをしっかりする必要がある。

面を把握できなくなるのは、以前厚めのグリップで長いことサーブしていたのを、かなり薄くしたことが原因だと思う。

フォームの種類を増やすなんて、普通はあまり良くないことなんだろうけど、打つタイミングが変わるのは相手のリズムを崩せそうで面白いので、両方練習してみることにする。どうせ遊びでやってるんだし、楽しそうな方がいいよね。

テニスは下半身が主役

散歩中に、ふらっと近所のテニスコートに行ったら、たまたまジュニアの選手たちがシングルスの試合をしていた。

気軽に観戦してみたところ、どのコートも実にハイレベルな試合で驚いた。前後左右に動かされても、バランスが崩れない。動いた後もしっかり止まり、深いボールで反発していて、容易に失点しない。

やはり上手い選手は、安定した下半身に上半身がしっかり乗って軸が安定していると思った。まだ中学生なので身体は細いのだが、身体が完成されていない分、軸の安定が重いラケットをしっかり振れる要素だというのが良くわかる。

後で調べたら、都大会が開催されていたようだ。市や区の予選を突破してきた選手たちなので、道理で上手いワケだ。

父兄の皆さんは、身じろぎもせず真剣に観戦していて、行きずりの僕がそこに交じって見ているのは申し訳ないくらいだったけど、またひとつ大事なことをジュニアの選手たちに気づかせてもらった。

ボレーのアウトサイドインの間違い

ボレーの練習をしていて、思ったようなパンチ力が出せなかった。

いろいろ試行錯誤したら、どうやらアウトサイドインのイメージの誤りにたどり着いた。

これまでは、テイクバックで脇を空けた状態から、脇を閉めるように打ってしまってたようで、それだとラケットとボールとのコンタクト位置が体の横になりやすい。このスイングでより前方で打とうとするとミスが増えるからしっかり打てないのだ。

正しいアウトサイドインは、頭の真上から見ると、肩を中心として時計の3時から0時方向へのスイングだと思う。

そのスイングを真後ろから見れば、しっかりアウトサイドインになってるし、ラケットも前方に振り出すから当然前で打てる。少し速く振ればインパクトの強さも十分となった。

こんな風に、言葉のイメージを勘違いしてることがとても多い。

でも、治していくプロセスも結構楽しい。