月明りの素振り

公営のテニスコートの閉鎖延長が決まった。しばらくテニスできないのはもうあきらめがついている。
日中は公園も壁打ちも子供たちで一杯なので、夜に散歩がてらテニスラケットを背負って公園で素振りをしている。月は明るいし寒くも暑くもなく快適だ。後ろに街灯を据えると地面に自分の影が映り、フォームのチェックになって良い。
住宅街の真ん中の公園は、いつもなら夜中でも帰宅する人が通るのだが、コロナ禍の影響でまったく人の気配が無く集中できる。

先日は夫婦?のタヌキ2匹がのんびり歩いているのに遭遇した。1mくらい近づいても逃げようともせず、「なんだこの生き物は」という顔でこちらを見ていた。
記念撮影をしようとカバンからスマホを探ってたら、そのままのんびり茂みに入って行ってしまった。
また今夜は、イタチのような尾の長い動物が横切った。近所には動物が住むような山も無いのに、どこに潜んでいるのだろう。
緊急事態宣言が解除されればいつもの日常に戻るだろうけど、小動物が里に出てこられるほどの夜の静寂もいいもんだなと思った。

テニス自粛

新型コロナウィルスの影響で、すべての公営コートが使えない。
1ヶ月以上もテニスしなかったのはいつ以来だろう。
今日は友人が民営コートを取ってくれたので、テニスオフで集まった皆さんと久しぶりにテニスした。
こういう状況で遠方から参加される皆さんだけあって、非常にレベルの高いゲームになった。
汗ばむ気候の中で、とても気持ちが良い時間でした。

でも屋外とはいえ、お互いの距離に注意する必要があり、全面的に楽しめたとはいえない。
今後も誘ってくれているのだが、残念ながら自粛しようと思った。

現在の緊急事態宣言はGW明けまでの期限だが、現状を見る限りそこで解除されることは無いだろう。
まだしばらく人々の往来が途絶えるとなると、経済に対する影響が心配だ。
こういうときにこそしっかりと税金を使ってほしい。
自宅でストレッチやイメトレに励もうと思う。

サーブの注意点

週末に男ダブの草トーに出場した。
結果は1勝2敗。
またしてもサーブが不安定で僕のサーブ時のキープ率が低く、悔しい思いをした。

このサーブの好不調の波を本当になんとかしたい。
というわけで、まずは独りで壁打ちに通い、延々サーブばかり練習してみた。
あとサーブ三昧というテニスオフにも参加して、知らない人たちの中でサーブに没頭した。

こうした練習の成果か、今現在は多少不安が無くなってきたと感じる。
現状のサーブの注意点は以下の通り。

  • ラケット面のどこでボールを打球するか意識してから構える
  • 手首はやや手のひら側にコックしたまま
  • 手のひらと打点との位置関係を正しく認識する
  • 胸を張りグリップを頭の後ろから打点右方向へ動かす(=肩関節を動かす)
  • グリップが通り過ぎた後に打点を加速する
  • 高いところで回内する
  • 身体を横向きで右肩の上で打球する

しかしこれだけ文章で書いたって、実際に打つときには全部同時に再現するのは難しい。
結局は身体を動かす感覚(イメージ)での記憶が必要なんだけど、その力が低いのよね。まあ文句言っても仕方ないので反復あるのみか。
またテニスオフに参加させてもらって、緊張感のある中で色々試してみようと思う。

久しぶりのテニス

新型コロナウィルスの影響で、いつもの市営コートが使えなくなり、しばらくテニスはお休みだった。しばらくといっても2週間経ってないくらいだけど、2週間やらないと結構休んだ気になる。膝&肘&腰には多少の休息になったかな?

というわけで今日は別の市営コートでテニスオフの皆さんと2週間ぶりにテニスをしてきた。困ったのが、サーブの感覚をすっかり忘れてること。サーブが不調だと他のプレイにも影響が出て全体的に良くなかった。
仕方なく色々と試行錯誤したところ、後半になってようやく、グリップをしっかり握って低めの打点で何球か打ったら感触が戻ってきた。
なんだかいつもサーブに悩まされてる気がするな。メンタルだけでなく技術が伴ってないんだろう。

しかし感染を防ぐにしたって、屋外のテニスコートを閉鎖する意味があるのかな?
でも相撲に関しては、無観客にするくらいなら力士に休んでもらった方が良いと思った。

大敗

週末に男ダブの草トーに出場した。
結果は0勝4敗。
全体的にレベルがかなり高かったのだが、それにしても粘ることすらできなかった。
内容的にも良いところが無く、落胆している。

振り返れば試合中は慌ててバタバタしているだけで、どうやってポイントを取るかというところに全く考えが至ってなかった。
技術的に劣るとしても、もっと返球に変化をつけることはできたハズ。

ミスするかもというネガティブな気持ちや、試合の結果ことばかり気にして、楽しむ、表現するという気持ちを忘れてしまってた。
次はもっと、トライしてみるという姿勢を持てるよう準備していきたい。
あと、前からわかってることだけど、上のレベルで試合するためにはサーブとレシーブが弱すぎる。
今すぐできるのはイメトレからだな。
地道にやるしかない。

圧倒的な練習不足

今日はテニスオフの皆さんと4時間ダブルス三昧してきた。
横風が強くて難しかったけど、後半に行くほど皆さんミスがほとんど無く、質の高いラリーが長く続く展開になった。
そこでコースを変えたり前衛を抜こうと狭い方に打ち込んだりすると、確率が下がってしまい、僕のミスで失点というパターンが目立つ結果になってしまった。

思えば僕の練習というのは、相変わらずフォームにばかり気が行っており、高さやコースをピンポイントで狙うことをしていない。
だから急に試合でやろうとしたって、できるわけないのだ。

以前にも書いたけど、練習時間が長かろうが短かろうが、フォームとコントロールの両方を意識する必要がある。
同時にやるのはムリなので、あらかじめスケジュールを立てて、時間を区切ってやることにしよう。

課題が増えるばかりで減らないな。
思えば僕の人生こんな感じだ。

肩関節

テニスは正しく肩関節を使う必要がある。
このことに気づくまで気の遠くなるような時間が掛かった。
そして未だに正しく使えてない。

肩関節がうまく動いているかどうかは、他の関節の動作を止めてみればわかる。
特に身体が開いてしまうと、上腕が身体の回転と一緒に回ってしまう。身体に上腕がくっついて回ってるということは、肩関節が動いてないということだ。
身体の回転だけでラケットを振っても速度は圧倒的に遅い。腰を使った良さそうなフォームに見えるのに、実際の打球はぜんぜん飛ばない。
そのことに気づかずに、身体が開くフォームでボールを飛ばそう飛ばそうとすれば、やがて前腕の回内や手首に頼ってしまうし、変な脱力で打とうとする。
それが絶不調と怪我につながるのだ。

もちろん最終的には、肩関節だけでなく脚とか腰(股関節)とか前腕とかも使えるようにするのだが、あくまで「補助」としてだと思う。
プロの選手は股関節から始動してその後上体を急激に止めることで肩関節の動きをさらに増幅している。でも大人からやり始めた我々アマチュアプレイヤーにはその動きは難しい。なにせスクールで「足から」と言われ続けたにも関わらず全くできないのだから。
なので肩関節だけを動かすことを最優先にした方が良い結果になると実感している。

それにしてもなぜ、いつまでも正しく肩関節が使えないんだろう。
おそらく肘の位置をダイナミックに変えて打つことが怖いからではないか。
昔から「手打ちはダメ」「腰を使って」と指導され続けて、その結果脇を閉めた打ち方で練習してきてしまった。そのせいで本来は上腕をもっともダイナミックに動かすべきなのが、抑えた方がミスが少ないような雰囲気が刷り込まれてる。

長年染みついたイメージを直すのは大変だけど、一球一球払拭していくしかないな。

全豪オープン2020

全豪オープン2020、女子はケニン、男子はジョコビッチが優勝。

ケニンは小柄ながらフットワークが良くミスが少ないタイプ。
男子決勝は、ティームがあとひと息だったが、途中からジョコビッチが復調して最後の方は盤石になってしまった。

最近のグランドスラムは女子の方は勢いのある若手が勝ってる印象だけど、男子は相変わらずビッグ3が独占状態だ。
5セットマッチというのは勢いだけでは勝てず総合力が必要なのかもしれん。

フォード vs フェラーリ

久しぶりに映画館で映画を観た。
新参のフォード社が、 若者向けに車を売るため、なりふり構わずにレースに参加するという作品だ。
元々の目的は販売促進なんだけど、レースの現場は実に熱い。
連勝のフェラーリに勝つ、ということより、今よりもっと車を速く走らせたい。
何より、好きなことに120%打ち込んでる。その素晴らしさを表現してた。
観客はおっさんや爺さんばかりで、皆さん前のめりだった。
その中でも僕が一番ハマってたかもしれない。
とても面白かった。

アキュスコープ

週末に古傷の膝をまた痛めてしまった。
テニス3時間やったあたりで膝に違和感があったのだが、残り1時間だしと思って続行したところ、悪化してしまった。自宅に帰ると階段の昇り降りが一苦労なほど。

以前知り合いが、どこかの接骨院で膝の怪我をすぐ治してもらったと聞いたことがあるのでメールしてみたら、「アキュスコープ」という機械が劇的に効いたらしい。
そんな怪しげな機械で治るのかいな、と思ったけど物は試し。
たまたま近所に設置してある医院があったので予約して行ってみた。

現在までに3回通ったけど、経過は良い。
初回から痛みが引いたし、自然治癒よりは明らかに治ってる感じはある。
それにしても、もう20年近く前からある機械らしいんだけど、ぜんぜん知らなかった。プロスポーツ選手もかなりの頻度で使ってるとのこと。
インターネット全盛だけど、リアルな人間関係のクチコミも大事だな。
まだ万全ではないので、もう少し通ってみようと思う。