スピンサーブの回転不足

サーブを録画してスローで見てみたら、改善点がいくつも見つかった。

ひとつはラケットが早めに開いてしまうということ。打点の直前ではなく、もっと前からラケット面がボールに向いている。恐らく昔からの癖で、ラケットを羽子板のように使おうとしてしまってる。

もう少し面を閉じた状態から当てに行かないと、回内が安定しなさそう。

 

もうひとつ気になったのは、打点でラケットが立ちすぎてること。

スピンサーブは、時計でいうと8時から2時方向にスイングする。そのときラケットは、時計の5時-11時の角度にするのが一番回転がかかりやすいハズ(縦糸が回転方向に対して垂直になるので)。

ラケットの角度が足りなければ、当然ながら縦糸のたわみが少なくなり、それが回転不足になってると思われる。

 

ということで、主に上記2点を改善すれば、より回転量を出したスピンサーブが使えるようになるハズ。

 

あと、これは感覚的なものだが、トロフィーポーズでラケットが顔の前にあった方がコントロールが良かった。つまり上腕の開きは抑え気味にするということ。かつ、胸を開くと、コントロールに加え威力も出しやすくなった。

いろいろ直すところがあるけど、ひとつひとつやっていこう。

テニスのフォームがそんなに大事か

結構長いことテニスをしているが、未だにフォームにこだわっている。

でも、草トーなんかの試合とか、先日観たソニー生命カップを見てると、あまりフォームにこだわってないけど強い、という人がかなりいる。スライスしか打てないのに安定して勝ってる、とか。

こういうのを見てると、もういい加減「フォームフォーム」って言うのは止めめた方がいいと思ったりする。フォーム矯正してる時間があるなら、もっとボールへの反応とかコースを磨けよと。

でも反面、フォームに起因しているミスも結構ありそう。例えばミスヒットの原因なんかは、頭がブレてるとか、ヘッドを落としすぎるとか、準備が遅いとか。そういうのはフォーム修正した方が断然良くなるのでは。

なので、軸足としては、ボールへの反応と対応結果を第一にするけど、フォームのマイナーチェンジも続けていきたい。何より、綺麗なフォームで打ってると思う方が、気分が良いので。

もしかして強くなるよりも、ボールを楽に飛ばすことの方が、僕のテニスを続けるモチベーションなのかもしれん。もちろんスパイラル的に両方向上するのがベターだけど。

ソニー生命カップ 全国レディーステニス大会 決勝

ソニー生命カップ全国大会の、初日と決勝を見てきた。

両日とも天候に恵まれ、気持ちの良いアウトドアでの観戦だった。警備スタッフとか報道陣がやたら多いなと思ったら、紀子様が観戦にいらっしゃった。

埼玉のNo.1ペアは、先月SSCでも見たピンクリボンの優勝ペアで、ソニー生命カップ決勝も見事に勝利、2-1で埼玉が優勝した。

優勝ペアのプレイは、安定した粘りのストロークと、ここぞというときのポーチの極めっぷりが素晴らしかった。全国大会の決勝でも、やはりミスを最小限にするということが、勝利に直結するんだと感じた。

ミスをしないと言ってもカンタンではない。やはり反応や読みの良さ、繊細なフットワークでの早い準備等々、いろんな基礎がそれを支えてる。

僕も、もっともっとコントロールを重視していこうと思った。

 

話は変わるけど、先日小田原の漁港で頂いた魚のフライが感動的だった。他にも結構店が並んでたので、再訪してみたい。

サーブの安定的な回転量

サーブの安定についてまだまだ試行錯誤している。

意図した回転量が出せるようにしたい。

  • 手首固定
  • ヘッドを遅らせる
  • スイートスポットを外さない

これらの対策でコースの安定は得られた。

加えて、回転量を多めに出すことができれば、最高に緊張する場面でもしっかり振れる気がしている。

今のところうまくいきそうなのが、「鋭く・短く」という振り方で、ゆっくり振り出すけど打点でしっかり加速するというもの。

それには、ラケットのスイートスポットあたりでボールを転がす意識が良さそう。ボール3つ分くらいの幅かな。まあ実際には転がるワケじゃないけどイメージとして。

振り出しから一気に、ではなく、近づいてから短い距離で、ラケットがボールを追い越す動きになるのが良いと思ってる。

 

ところで先日神楽坂で、蕎麦粉のガレットというものを、人生で初めていただいた。

焼いた風味や食感が実に良く、蕎麦好きの僕としては、こういう蕎麦の食べ方があるのかと感動した。

蕎麦といえばなんとなく日本独自と思ってしまってたけど、海外でも一般的なのね。

ゆっくり厚く当てる

雨続きでなかなか練習ができないが、昨日は貴重な晴れで、ダブルスをやった。

初対面の御一方が、かなり強烈なトップスピナーで、ストロークもサーブも常に肩の上で打たされる。最初のうちは打点が合わず苦労した。途中からはボレーで逃げた。

相手のボールが高速かつ高回転だと、遅れてはいけない意識からか、打ち急いで体勢が崩れてしまう。速いボールを返そうとして、速くスイングしすぎなのかもしれん。

もっとゆっくり振り始めて、打点付近でしっかり合わせて厚く当てられるようにしたい。

おっさんなのでブンブン振り回すより、クレバーに相手の打球の勢いを使いたい。と思ってはいるけど、言うは易し。

ゆっくり振るために、とにかく早い準備ができるよう、雨だから家の中でイメトレしよう。

しっかりと遅らせる

昨日は3人で2時間シングルスをやった。

前回書いた通り、手首の角度とグリップ先行で、サーブは一球目から安定したコースに打つことができた。意識としては、もっとシンプルに「思い切って遅らせる」という思考で良いみたい。

友人からもサーブが調子いいと疎まれた(=褒められた)し、ここのところサーブで悶々と悩んでいたことを考えると、だいぶマシになってよかった。

ただしスピン量はさらに増やしたい。デュースコートでのスライスや、アドコートでのキックで、もっと相手をコート外に追い出せるハズ。

それには、ラケットをたくさん振るというよりも、今の打ち方で「短く・鋭く」の振ることで改善できそうな気がしてる。次の練習で試してみよう。

回内の量を安定させる

試合を控えた友人につきあって、サーブレシーブのみを2時間練習した。

籠が何回も空になるまで延々サーブしてて気づいたのが、僕のサーブのスイングは回内の量に結構バラツキがあるということ。

回内がうまく使えてないのに、ボールの回転量を多くしたり球速を上げたりしようとすると、打点の直前で手首をコネたり、肩を余計に回し続けたりしがちになる。

実際は少しの動きでも、これがコントロールが悪化する大きい原因だったかもしれない。

そのことに気づいてからいろいろ試してみたところ、打点の前にしっかりグリップを先行させる意識を持つのが、一番安定を得ることができた。グリップを先行させると、ボールを打つためには必ず回内が必要になるからだと思う。

また、手首の形を固定するのが良さそう。これである程度一定した回内の動きが作れた。

次回も同じようにできれば、サーブはかなり向上したと実感できるかも?

再現性を追求する

先日参加した男ダブの草トーは、予選1勝 本戦1勝の2勝止まり。

やはりオープンの大会は皆さんミスが少なくプレイの質が高い。こちらも良い配球をしないと、すぐに追い込まれてしまう。

それにしても、試合になると特にストロークに自信が出ないのをどうにかしたい。練習だとできることがなぜ試合でできないのか。

相手のボレーヤーが気になりすぎて、ボールから目が離れることも一因だけど、それ以上に、準備や距離感の問題が大きいと思う。

「どのようにボールにアジャストしてるのか」を、もっとしっかり再現させないといけない。

なんとなくできて返せてる、というあやふやな状態ではなく、ターン→足→フォワードスイング→ヒット→フォロースルーの流れをしっかり確認する。

崩れない型を作ることが、試合の中での自信に繋がるのでは。

サーブの速度をコントロールする

2ndサーブをしっかりサービスエリアに収めることについて、相変わらず試行錯誤している。

スイング速度はそのままでスピンの縦回転でボールを落としていくのが理想だが、厚さを安定させるにはもう少し時間がかかりそう。

でも、このような操作を、これまでは右腕のスイングだけで制御しようと足掻いていたが、もう少し楽な方法があった。トスを上げた左腕の引き方で、スイング速度を変えるというものだ。

左腕を速く引けば、肩の入れ替えも速くなるので、ラケットのスイングも速くなる。左腕の動きをゆっくりにすればラケットもそれに従って遅くなる。

振ろう振ろうとするよりも、左腕に意識を置いた方が、ラケットが勝手について回るので、あとはボールに対する入れ方だけ変えればよい。

スイング速度は今のところこれで感触がいいので、引き続き回転量の方をなんとかしていきたい。

全米オープン2018、優勝はジョコビッチと大坂なおみ

今年の全米オープンは、男子ジョコビッチ、女子大坂なおみちゃんの優勝。

2人とも、ディフェンスとオフェンスの総合力が他の選手を圧倒していたと思う。

全米オープンのコートの特性もあると思うけど、やっぱりテニスは脚を使って追いつき、ボールをコントロールする、という競技だと痛感させられる。

特になおみちゃんは若干20歳であれだけ穴が無いテニスができるのは、本当に凄い。

ジョコビッチも31歳なので、まだまだ高い壁として立ちはだかりそう。

錦織くんはジョコビッチ・ナダルを攻略しないと、グランドスラムには届かない、厳しいな。